真抄洞 shinshodo

大分県竹田市城下町 トンネル町のgallery&実験室

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【実験室】タタラづくりによる田楽火鉢成形作業[はんどやき田楽火鉢復元プロジェクト]

2016/11/08

2016/10/24(月) 今日のはんどやきプロジェクト

1. 【乾燥】同じ厚みで板状にした粘土を、適度な固さになるまで乾燥させます。

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2. 【板を切る】田楽火鉢の型枠の形に合わせて、カッターで切ります。

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3.【接着】板と板の接着面に、尖った竹で細かく傷をつけます。

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4.【接着2】傷をつけた接着面に、たっぷりと〝どべ”を塗ります。(どべとは粘土に水を加えどろどろにしたもの)

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5. 【型枠にはめる】型枠に板をはめ込みます。この型枠は、安東家に残されていた、昭和初期まで実際に使用されていたものです。

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6. 【より土1】粘土を細いこより状にして、板と板の継ぎ目を埋めます。

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7. 【より土2】より土を指でならします。

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8. 【型枠外し】より土で四隅を埋めたのち、型枠ごと天地をひっくり返し、慎重に型枠を外します。

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9. 【より土3】外側の板の継ぎ目にも、より土をします。

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10. サイドの四辺の形ができました!

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11. 次回は、底板と、中板(炭を置く部分)の形成、接着をします!お楽しみに!

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文:山本哲也 写真:新本聡

 

■山本哲也+甲斐哲哉「はんどやき田楽火鉢 復元プロジェクト」TAKETA ART CULTURE 2016 参加企画】

『明治地区荻迫の安東哲也宅は、江戸~明治~昭和初期にかけて窯を焼いていた。焼き窯の場所ははっきりしないが、母屋の横に小屋が残っており、作業場跡や瓶、七輪、はんど、火鉢、こたつ、田楽火鉢の実物とともに、これらを作るときの木製の型枠やろくろ台なども保存されている。』(「竹田市誌」第2巻p.16より引用)

「はんどやき」は、安東哲也さんのおじいさんの代まで続いていた、岡藩でおそらく唯一の窯元です。

山本哲也と甲斐哲哉は、窯元で実際に使用されていた田楽火鉢の型枠をもとに、田楽火鉢を復元します。

安東家の窯の記憶と残された火鉢を頼りに、窯の周辺で採掘されていた粘土、当時の焼成方法など、できる限り忠実に当時の田楽火鉢を復元します。火鉢が焼成されて完成するまでの過程を紹介、実演制作をします。

日時:2016年11/12(土)、13(日)、17(木)、19(土)、20(日)、24(木)、26(土)、27(日) 11:00~17:00

会場:真抄洞 shinshodo(大分県竹田市大字竹田町551)

入場無料

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